データ連携/統合
デジタル化を推進し、部署や業務の生産性を高めるためにシステムを導入すると、個別に最適化がされますが、全社での情報は散在し業務の分断が進みます。
データが散在した状態だと、同じ情報を各システム毎に入力するなどの手間が発生するため、非効率で整合性も取れなくなりデータの品質が低下します。散在したデータをデータベースに集約し、情報の重複を無くした状態で一元管理することで、解決することができます。
また、一元管理でデータがシームレスに統合されることにより、業務の分断が解消され、迅速な意思決定を行うことに繋がります。
こんな課題ありませんか?
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会社名や売上情報等の同じ情報を複数システムに入力しなければならない
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異なるシステム毎にデータの整合性がとれていない
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データの整合性がとれていないため、どれが正しいデータなのか判別がつかない
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データ入力のオペレーションに、多くの時間とコストを費やしている
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リモートワークが進み、スピーディーかつスムーズなデータアクセスが必要
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部門間の情報連携ができておらず、リアルタイムでの情報共有ができていない
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データの分断により、経営層や部門間での円滑なコミュニケーションがとれない
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情報管理が煩雑になり、統制がとれずコンプライアンス上問題がある
サービス概要
1.一元管理データベース構築
データを一元管理するデータベースを構築することで、全社での情報共有を実現します。複数のシステムより、データを整形・加工し、統一されたフォーマットで一元管理データベースへ格納します。システム間で重複するデータは、一元管理データベースに格納されたデータで連携を行い、整合性を保ちます。重複されたデータの入力は一度だけで済み、オペレーションは簡素化されます。データが統合されることにより、データへのアクセスはスピーディーかつスムーズになり、データの統制も取りやすくなります。
2.ETLツールを用いたデータ統合サービス
分散されたデータをデータベースに統合する際には、ETLツールの活用が有効です。
弊社はAWSのパートナー企業ですので、AWSのETLツールを用いて対応させて頂きます。
AWSのETLツールであるGlueは、ブラウザを使用したGUI操作でデータの収集・加工の処理を作成することができます。大量のデータ処理にも対応できる性能を保持していることもメリットの1つです。また、AWSでは、Glueを使用したDBからデータを収集するためのテンプレートなども用意されており、既存のテンプレートを使用することで開発工数を削減することができます。
ご利用までの流れ
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手順1
ご要望をヒアリング
※システムやテーブル構成、データ保持の内容など詳細まで確認させて頂きます。 -
手順2
お見積りと提案書を作成
※システム規模が大きく仕様把握に時間を要する場合は設計と実装で、お見積りを分割させて頂くことがございます。 -
手順3
要件定義書、I/O設計、テーブル設計書、データ構成・変換リスト等の仕様書作成
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手順4
基盤構築、実装
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手順5
リリース
サービスに関するよくある質問
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一元管理することでメリットのあるデータはどのようなものでしょうか?
経営資源として重要な「人」「物」「金」「情報」に関係するあらゆるデータが一元管理の対象になります。
以下のような性質のデータは、一元管理することでメリットがあります。1.複数の業務やシステムで共有されるデータ
2.部署を横断して活用され、随時更新が入るデータ
3.経営に関するデータ具体的には、人事、営業、生産、販売、購買、在庫、財務、会計、人事・給与等です。
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一元管理のメリットがないデータはどのようなものでしょうか?
以下のような性質のデータは、一元管理することが難しいデータです。
1.個人情報
2.顧客の秘密情報
3.特定の役員、従業員しか扱わないデータ
4.数値化や言語化が困難なデータ特に、個人情報や顧客の秘密情報については、情報漏洩が起きないようにアクセス制限を掛けた閉じられた環境での取扱いが必要になります。