プロダクト開発 - Qube
当社は、BtoBに特化したコミュニケーションプラットフォームであるQubeの開発・運営を行っております。QubeはBtoBに特化したコミュニケーションプラットフォーム。主要機能である「SNS」「会議室シェア」「イベント」により、オンラインとオフラインの企業間交流をシームレスに繋ぎます。コロナ禍で大きく変わった企業の新規取引の為の接点作り及び継続交流に対応したサービスです。
サービス特長
Point SNS機能
企業の最新情報や製品情報、ビジネスの悩みに対しての解決方法、ビジネスにつながる実用的な情報を投稿できるほか、情報制御機能により公開する対象の制限もできます。チャット機能で直接連絡もできるため、特定の相手との交流も可能に。
Point 会議室シェア機能
自社の会議室を掲載し、空いている時間に貸出しが可能。貸出し金額は自由に設定でき、無料での貸出しもできます。借り手側には自社の会議や外部企業との交流会、セミナ―開催などの用途で、さまざまな場所の会議室を安価に利用できるシステムになっています。
Point イベント機能
イベント掲載、申込みができる機能を提供。自社のイベントを気軽にPRできます。
イベントに参加する場合は多様なビジネスイベントの中から関心に応じて参加ができます。
サービス構成
アマゾンウェブサービス(以下:AWS)を活用してWEBサイト環境を構築しています。また、地図表示にはGCP(Google Cloud Platform)を採用し、決済処理にはStripeを導入しています。高い信頼性と拡張性を確保しつつ、ユーザーエクスペリエンス向上を目指しています。
全体説明(構成図)
AWSのEC2とALBがWEBサイトのバックエンドを提供し、SESがメール送信、S3が画像等のファイルを管理して、高可用性のWEBサイト環境を構築しています。また、開発においてはCodeCommit、CodeBuild、CodePipelineでコードレビューや自動テスト・ビルドを行い、開発プロセス全体を効率化しています。
EC決済(Stripe)
EC決済機能では、Stripeというオンライン決済サービスを利用しています。
Stripeを使用すると、Qube上でクレジットカードなどを使用した決済が可能になります。これにより、掲載企業に対する利用料や、サービス利用料を全てQube上で支払えるようになりました。
オートスケーリング
AWSのAuto Scalingとは、EC2インスタンスの数を処理負荷に応じて(CPU使用率、ネットワークI/O、リクエスト数等を条件に設定)、自動で増減することができるサービスです。
Qubeでアクセス数が増える見込みがあった為、導入することになりました。
チャット
チャット機能では、Ruby on RailsのAction Cableというフレームワークを使用しています。Action Cableを使用すると、WebSocketを利用してクライアントとサーバー間で双方向通信を行うことができます。これにより、リアルタイムでチャットメッセージを受信することができるようになりました。